認定長期優良住宅

現在外壁の構造用合板張りと同時に基礎の断熱材の施工と木材の防蟻処理を行っています。断熱の工法は基礎内断熱工法を採用しています。

基礎内断熱とは床下に断熱材を施工せず、建物の外周に面した基礎内部立ち上がりに板状の断熱材を施工する工法です。土台下には床断熱と違い、完全に気密性を保つ気密パッキンを使用します。床断熱では、床下の温湿度は床下換気口によって外部環境に影響を受けますが、基礎断熱は床下換気口がなく、外気とは完全に遮断し、室内の空気を床下に循環させる事になるので床下結露・木材腐朽の防止などの床下環境の改善につながります。

住宅金融支援機構の調査では、断熱地域区分Ⅰ地域(北海道等)で35.5%の住宅に基礎断熱工法が採用されているようです。もともとは寒冷地の汎用技術として確立された工法ですが、最近では北海道よりも温暖な地域でも基礎断熱工法を採用されている住宅がすこしずつ増えてきているようです。

ちなみに、白蟻はこの断熱材も好物なようで、外断熱工法で採用される基礎外断熱では断熱材を基礎の外側立上りに施工する為に白蟻の対策が重要になっています。

土台は白蟻の被害を受けにくい桧を使用し、念のために地盤面から1mまでの高さまで防蟻処理をほどこします。

Fujiyasu

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