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-現場近況-

厳しい残暑の日が続いておりますが・・・
古庭に佇む家、順調に進行しております。





▽軒先をきれいに見せるため、雨樋を見せないように内樋形式としました。

▽屋根はガルバリウム鋼板、芯木有瓦棒葺という工法です。
軽量なので地震に非常に有利、モダンで軽快な仕上がりとなります。

▽下屋の小さな屋根はタテハゼ葺きです。
軒先の納め方は少し手を加えてスッキリと美しく。

▽こちらは屋根の内部結露を防止する為の通気工法のパンチングメタル。
既製品の防虫網ですが極力目立たぬよう、工夫して美しく納めます。

▽シロアリ・腐朽予防剤の吹付け中、15年保証のエコボロンproです。

建て方準備

刻みという作業中です。
プレカット工場では加工のできない部分を手加工していきます。
屋根を支える2寸勾配の登り梁と140度の角度でくの字型に交わる部分の仕口加工です。


▽2寸勾配の登り梁の140度隅谷木仕口完成。

▽現場のほうでは搬入された木材に防蟻剤を施工しています。

▽一般的な農薬系ではなく、ホウ酸塩系で人にも環境にもやさしい【エコボロンpro】15年間の性能保証品です。

▽土台の取付、建物仕様が基礎断熱なので土台の下には気密パッキンを敷いていきます。

▽化粧柱の引寄せ金物、柱の芯にぴったり納まり、柱に生じる引き抜きの力に抵抗します。

認定長期優良住宅

現在外壁の構造用合板張りと同時に基礎の断熱材の施工と木材の防蟻処理を行っています。断熱の工法は基礎内断熱工法を採用しています。

基礎内断熱とは床下に断熱材を施工せず、建物の外周に面した基礎内部立ち上がりに板状の断熱材を施工する工法です。土台下には床断熱と違い、完全に気密性を保つ気密パッキンを使用します。床断熱では、床下の温湿度は床下換気口によって外部環境に影響を受けますが、基礎断熱は床下換気口がなく、外気とは完全に遮断し、室内の空気を床下に循環させる事になるので床下結露・木材腐朽の防止などの床下環境の改善につながります。

住宅金融支援機構の調査では、断熱地域区分Ⅰ地域(北海道等)で35.5%の住宅に基礎断熱工法が採用されているようです。もともとは寒冷地の汎用技術として確立された工法ですが、最近では北海道よりも温暖な地域でも基礎断熱工法を採用されている住宅がすこしずつ増えてきているようです。

ちなみに、白蟻はこの断熱材も好物なようで、外断熱工法で採用される基礎外断熱では断熱材を基礎の外側立上りに施工する為に白蟻の対策が重要になっています。

土台は白蟻の被害を受けにくい桧を使用し、念のために地盤面から1mまでの高さまで防蟻処理をほどこします。