リフォーム進行中
なかなか頻繁にブログの更新ができておりませんが、本日は先週から着手させていただいておりますリフォーム工事を紹介させていただきます。
今回は床根太まで解体させていただきます。リフォーム手法は物件の状況によりさまざまですが、施主様の要望を元に、既存の床の高さ、構造部の損傷具合等を元によりよい方法を提案させて頂いております。
新しい根太を流し終えると、次は断熱材を床一面に敷きこんでいきます。
大引きを支える束のピッチが荒かったので新たに鋼製の束を新設させていただき床のレベルを調整しなおしました。
リフォームを行うときは耐震補強を行う貴重なチャンスなので、解体時に補強できるところは補強をいれていきます。したの画像は筋交いをダブルで追加した箇所です。
柱脚部も地震時に大引きから柱がずれ建物の崩壊を防ぐためにアンカーボルトを追加します。
柱頭部と梁の接合部も同様に補強金物をいれていきます。
柱を一本抜いた箇所はドリフトピンと呼ばれる金物で接合できる補強金物を使用し、梁を追加することによって強度を補います。
画像中央上部が新設した補強梁になります。